中間→期末 結果の推移
これまでお伝えしてきた通り、2019年度の2学期より当塾は新たに集中的な試験対策を行っています。
2学期期末試験では、以下の表に示す通り全体として前回(中間試験)を大きく上回る結果が出ました。
主要5教科 | 2学期中間 | 2学期期末 | 増減 |
平均点(満点500点) | 363.6点 | 381.9点 | +18.3点 |
得点率8割(400点)超 | 6名 | 5名 | -1名 |
得点率7割(350点)超 | 10名 | 11名 | +1名 |
新しい対策を初めて試みた前回でも、全体的に一定の成績アップ(5教科計で1人につき+10点程度)が見られていましたが、今回は対策実施の手順を見直し、より効率的に勉強が進むように改善した効果が出たのか、得点アップの幅が18点とさらに大きくなっています。
この2回の対策を行う以前と比べると合計で+28点ということになり、着実な上昇と言えるでしょう。
一方、当塾では中学生全員の目指すべき目標を「得点率80パーセント以上」としていますが、その目標を達成した人数自体は減りました。
しかし、得点率7割を超える生徒の数が逆に増えていることに、全体の底上げが見て取れます。
個人では5教科合計で51点アップの生徒や、また(元が低すぎたのですが)合計得点がほぼ2倍になった生徒もいて、手ごたえが感じられる結果となりました。
あすか塾中等部主任によるレポート
以下、あすか塾甲子園校と甲東園校で試験対策の実務を担当した中等部主任による総括です。
2019年 2学期期末考察
・5教科合計において400点以上の者:5/15(有効数)
・5教科合計において前回テストよりも得点が上がった者:10/15(有効数)
・5教科合計最高上がり幅:+129点
《総評》
前回の反省点を考慮し、時間割や科目を固定し取り組む内容を明確にすることで、ある程度円滑にテスト対策に取り組むことができた。
また、生徒たち、特に甲子園校の生徒たちは前回の経験から要領を得て取り組んでくれた点もよかった。
対して、甲東園校の生徒たちは未だテスト対策に対する意識が低く、意識を高めるための啓蒙をおこなってゆく必要があると感じた。
対策としては、次回定期試験は私が重点的に甲東園に入ろうと考えている。
生徒の声
今回は、試験後の生徒面談で聞かれた生徒たちの感想をいくつかご紹介します。
最後の生徒は、試験どうこうよりも人生において何か大切なものをつかんだようですね。
(それとも高得点で舞い上がっているだけか……)
まとめ
さて今回、中学校の定期試験対策を刷新してから2回目の試験結果が出たわけですが、生徒もスタッフもコツがつかめてきたようで、良い軌道に乗りかけたところだと思います。
ここからは個々の得点の上昇率もさることながら、各自が塾のやり方を組み入れつつ自分なりの試験対策を確立してできる限り良い成績を上げ、それを維持していく段階に入っていくことが望まれます。
もちろんあすか塾も自習室の開放や対策プリントを用いた演習などで精一杯お手伝いしますので、中学生の皆さん、これからもますます頑張りましょう。
2019年12月 あすか塾