2020年夏期講習の日程終了
2020年度の高3英語夏期講習が8月23日に終了しました。
コロナ禍のせいでイレギュラーな日程になりましたが、なんとか昨年と同じく3時間×14回のコースを完走することができました。
今年も例年通り「関関同立」の入試過去問題をひたすら解いていくという方式です。
高3英語夏期講習の内容ならびに、そこで得られたデータと大学入試との関連性について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
去年から高3英語の夏期講習の日程を合計14日へと改めたのですが、変更の顛末とその結果など、昨年度については以下の記事をご覧ください。
高3英語夏期講習の概要
高3英語の講習会では、大学入試過去問の演習を行い、それに自己採点で点数を付けます。
点数の伸びを生徒自らの励みとするとともに、それが進路を考える際の指標ともなります。
生徒たちは関関同立の問題を1日に1年度ずつこなしていきます。
講習の時間内に解答時間を設けることは無理なので、解いてくるのは宿題ということになります。
なるべく宿題は出したくないのですが、これに関しては仕方がない。ご了承いただきたいところです。
解答するにあたっては、満点の解答を作成するつもりで、辞書や参考書をできるだけ参照するよう勧めています。
この時期にはまだ知識のインプットが重要で、時間を計って試験本番のシミュレーションをするには早いからです。
入試問題を、入試に必要な知識へのアクセスを学ぶきっかけとして欲しいのです。
(と言ってはいるのですが、ものごとを調べるのもなかなかそれ自体のスキルと集中力を必要とする作業ですので、中途半端になりがちです。そういう生徒は、せめてわからないところに印でもつけておいて解説を集中して聞くように指導しています。)
さて、そうやって各自が完成させた解答を持ち寄る解説パートでは、まず講師が解答・解説を行います。
今年はマスクをしながらほぼ3時間ぶっ通しでしゃべるので、なかなか大変でした。
それが終わった後、自己採点してもらい、その記録を付けていきます。
綿密に検証したわけではありませんが、長年の体感としては、夏期講習で200点満点での平均点が140点(7割)を超える生徒は、最終的に関関同立それ自体に合格するくらいの力が付くようになります。
英語だけの成績に過ぎないんですが、結構全体的な参考になるものなのです。
2020年度の概要
それでは、今年はどうだったのか。
昨年のように詳細な得点表を丸々乗せるのはやめにして、個々の通算の平均点のみをまとめてみたいと思います。
受講者名 | 平均点 |
Aさん | 172 |
Bさん | 155 |
Cさん | 149 |
Dさん | 145 |
Eさん | 136 |
Fさん | 134 |
Gさん | 125 |
Hさん | 91 |
去年と同じく受講者は8名で、例年に比してやや少なめでした。
半分の生徒が平均点7割(140点)超えというのも去年と同じでした。
ただし全体的なスコアは去年を上回っています。
1位の172点というのはおそらく歴代最高の、ちょっと飛び抜けた成績です。
また120点台半ば~130点台半ばという微妙な成績の生徒が数人います。
この得点域の生徒は、過去のデータから言って、どこかの(それなりに名のある)大学には必ず合格できます。
ですが、どこになるかはまちまちです。
偏差値上位の大学に合格した過去の例もたくさんありますので、ぜひ頑張ってほしいところです。
一人100点に満たなかったのは、この夏期講習からあすか塾に通い始めた方です。
いきなり入試問題をどんどんやらされて面食らったかもしれませんが、後半には慣れて点数も上がってきていたので、期待できます。
冬の大学入試結果は、去年と同じく、国公立2~3人、関関同立3~4人というところでしょうか。
昨年と比較しても、かなり期待が持てると思います。
初めての共通テストという不確定要因はありますが……
文責 あすか塾スタッフ I.