知っておくべき英語の構文(決まった組み合わせの語句)

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ここでは英文を区切りながら読む時にあらかじめ必要な構文の知識を列挙しています。

英文の区切り方は以下の記事を参照してください。

上の記事のような基本的な英文法のほかに、決まった形で出てきやすい語句の組み合わせを把握していることが重要です。

たとえばsoが文中に出てきたらすぐ反応して、thatasが来るな、と(無意識に)待ち受けなければいけません。

入試問題でありがちなのは、so-that構文の、soの後にthatが来るまでがやたら長くて、全体の構造を見失いやすい、といったものです。

下の文ではどうでしょうか。

¶ She was so tired (of studying English (at her desk)) (while her friends were playing (in the park)) that she switched the radio on. → 彼女は友達が公園で遊んでいるのに机で英語を勉強するのにうんざりしたので、ラジオをつけた。

もちろんsoが「とても」という意味で単独で使われることもありますが、ここをそう読んでしまうと、うしろのthat節がどこともつながらず孤立してしまいます。
ですからこれはso-that構文としか読めません。

この文ではsoとthatがかなり離れていますが、こういう文をきちんと読むためには、soという語があったら「きっとthatが来るぞ」と予想できることが必要なのです。

以下に、決まった構造をとりやすい主な表現をあげておきますので、たとえばbetweenがきたらandを待ち受けるというような心構えを身に付けましょう。

入試問題を解きながらこれらの構文に出会ったら、四角で囲むとか波線を引くとかして、意識付けする習慣をつけておくと良いでしょう。

not A but B → AではなくB

¶ He cried not because he was sad but because he was happy. → 彼は、悲しいからではなく嬉しいから泣いた。

not only A but (also) B → AだけでなくBも

注:not onlyのほかに、not justやnot merelyという言い方もします。また、butが他の接続詞やセミコロンで置き換えられたり、but以下を省略して次の文が始まったりすることもあります。

¶ Shakespeare was not merely a writer but also an actor. → シェークスピアは作家だけでなく役者でもあった。

between A and B → AとBのあいだに

from A to B → AからBまで

either A or B→ AかBのどちらか

¶ You can choose either the blue bicycle over there or this white one here. → あなたは向こうの青い自転車かこの白いやつのどちらを選んでもいい。

注:not either = neitherです。つまり部分否定ではなく全否定です。

neither A nor B → AでもBでもない

both A and B → AとBの両方

¶ Do NOT answer both the 3rd question about international politics and the 4th one about the Constitution of the United States. Choose either one. → 国際政治についての第3問と合衆国憲法についての第4問の両方には答えないように。どちらか一方を選びなさい。

(注:否定がbothにつくと、部分否定になる。)

so A that S do ~

→ とてもAなのでSは~する

¶ I’m so tired that I won’t attend the meeting. → 私はとても疲れているのでその会議には出ないでおこう。

注:後ろのthatが省略されることもよくあります。

such (a) A {名} that S do ~ → とてもAな{名}なのでSは~する

¶ It’s such a long time since I saw her last that perhaps I can’t recognize Nancy. → 前に会ってからずいぶんたつから、ナンシーを見てもわからないかもしれない。

it is ~ that …  → …なのは~である(強調構文)

強調構文(分裂文)では、元の文のうち、強調したい部分をit isとthat(whoやwhichのこともある)の間におき、残りをthatの後ろにおきます。
強調したいものをまずit isという注意を引く表現の直後に持ってくるわけです。

たとえば、John plays in the park after lunch.(→ジョンは昼食後に公園で遊ぶ)という文は、何を強調したいかによって、以下の3通りの強調構文で書けます。

It is John that [who] plays in the park after lunch. → 昼食後に公園で遊ぶのは、ジョンだよ。

It is in the park that John plays after lunch. → ジョンが昼食後に遊ぶのは、公園でだよ。

It is after lunch that John plays in the park. → ジョンが公園で遊ぶのは、昼食後だよ。

it is not until {時} that S do ~ (強調構文の応用) → 「{時}になってはじめてSは~する」

{時}の部分は、単語のこともSV …(節)が来ることもあります。

It was not until 1945 that Japanese women got the right to vote. → 1945年になって初めて日本の女性は投票権を得た。

A-er than … → …よりもっとAだ

no more A than B (= not A any more than B) → Bでないのと同様に、Aではない(AでないのはBでないのと同じだ)

¶ He is no more able to solve the puzzle than I am! → 僕と同じく、彼にもそのパズルは解けないさ!

the A1-er …, the A2-er … →A1であればあるほど、それだけいっそうA2

The richer he became, the more lonely he felt. → 彼は、金持ちになればなるほど、孤独だと感じた。

as [so] ~ as … → …と同じように~だ

not so much A as B → AというよりむしろB

¶ These issues are not so much important or to be taken seriously as they are amusing. → これらの問題は重要とか真面目に取り合うべきというよりむしろ愉快なものだ。

注:not A so much as Bという形になることもあります。

such A as B → BのようなA

¶ For such a wealthy man who has a large house and several cars as John, this is not expensive.→ ジョンのように大きな家と何台かの車を持っている金持ちには、これは高くはない。

the same A as B → Bと同じA

if ~, then … → もし~なら…だ

「もし~なら」というifの節が長く続くとき、if節が終わって主節が始まるしるしとしてthenが使われることがあります。
無い場合も多いので、thenを日本語に訳す必要はありません。

If it’s raining and you don’t want to go to school by bicycle, then I will drive you there. → もし雨が降っていて自転車で学校へ行くのがいやなら、車で送ってあげよう。

(just) as ~, so … → (ちょうど)~であるように、…だ

if節→thenの場合と同じことですが、「~であるように」という接続詞のas(justが付いている場合が多い)に対応する節のしるしとして、soが使われることがあります。
主節のsoが無い場合も多く、特に日本語に訳す必要はありません。